少林寺拳法            だるまさんにころんだ
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◆だるまさんにころんだ
少林寺拳法の開祖・宗道臣が書き記した著書は数多くありますが、妻の立場から見た宗道臣を書き綴った本が「だるまさんにころんだ/少林寺拳法・外伝」という本です。(豊川ひろ子著、千早書房刊)
開祖・宗道臣を達磨さんになぞらえれば、この本の題名もおのずと頷けるのではないでしょうか?

調布支部にはこの本の著者、豊川ひろ子拳士が在籍しています。勿論バリバリの現役です。


表紙

裏表紙

中扉

◆本の概要
宗道臣の妻となる原田恵美子の列車事故からこの本は始まる。かなりの重傷を負った恵美子であったが、無事に手術は成功し、事故から2ヵ月後に退院する。しかし退院後も体調が回復しない恵美子は宗道臣の整法を受けるため、四国の多度津にある本部道場に住み込むようになる。少林寺拳法のことはまるで知らない恵美子であったが、宗道臣が門下生に話している法話に興味を覚えるようになる・・・。(続きは是非とも実際の本をご覧下さい)

amazon.co.jpのレビューより:
・開祖夫妻の結婚、暮らし、そして夢。今まで語られることの少なかったこぼれ話を集約。…妻が見た少林寺拳法の開祖・宗道臣。
少林寺拳法に関わったことのある者にとって、開祖・宗道臣は偉大な人。でも、夫人の目にはもっと人間くさい開祖の姿が見えていたに違いない。そんな思いから、取材をもとに、開祖夫妻の結婚、暮らし、そして夢を描く。

◆豊川拳士について

豊川ひろ子(戸籍名:金田宏子) 1956年北海道生まれ
愛知教育大学を卒業後、教師として教壇に立つ。
その後、コピーライターとして活躍。
現在、東京の調布道院にて修行中。
315期 正拳士・5段


←因みに豊川拳士の似顔絵はだいたい、まぁこんな感じ・・・


あ〜っ! いててて・・・!!痛い!
ち、違います違います!実物はもっと美人でおしとやかです。(でもひげは心臓に生えていたような?)

◆豊川拳士へ突撃インタビュー
「だるまさんにころんだ」の執筆について豊川拳士にインタビューしました。


●管理人:どのようなきっかけでこの本を出すことになったのですか?
★豊川  :本にも書いてある通り、自分が結婚したことで、恋人時代に外から見た夫と違い、家庭内から見た夫がとても新鮮で可愛く思えたのです。同様に、我々にとって偉大過ぎる開祖も一人の夫として家庭にあったはずなので、そういった別の観点から「人間・宗道臣」に迫りたかったのです。たまたまいつも仕事をしているスペース社の社長と新しい企画について話をする機会があり、「こんなことを考えている」と話したところ、トントン拍子に話がまとまったということです。

●管理人:様々な登場人物が出てきますが、これはすべて本名ですか?
★豊川  :開祖とその奥様は本名ですが、それ以外は・・・少林寺の技に因んだ仮名だということにお気づきでしょうか?龍夫が龍王拳からだったり、義夫は義和拳から、紅子に桃子、蘭子などは・・・そう、五花拳からです。現会長のお名前は香川県の字を取って「由香」さんとしてあります。このように香川県内の地名から取った名前もいくつかありますよ。

●管理人:どのような形で取材は行われたのでしょうか
★豊川  :一週間丸亀駅前のホテル・トヨタに泊り込み、毎日午前中奥様並びに近藤(道文)先生にお話を伺い、午後はテープ起しに費やしました。

●管理人:テープ起しは相当大変な作業と聞いていますが?
★豊川  :1回で大体2時間程度のお話を伺い、それを文章に直すわけです。地道な作業ですので、なかなか骨が折れますが、でもその苦労が十分に報われるほど、取材では魅力あるお話をたくさん聞くことができました。本当はすべて本で書きたかったのですが、紙面の都合もありいくつかは割愛せざるを得ませんでした。でも本の書き出しと終わりの部分は最初の頃から構想としてまとまっていました。

●管理人:取材で大変なことはありましたか?
★豊川  :本にも書いてある通り、開祖夫人は尽くすタイプなのですが、私はどっちかというと違うかも(笑)。それ故奥様の言わんとすること、思われたことを理解するのに時間がかかったことがありました。でも年齢的にも私の母と同世代のため、とても楽しく取材させていただきました。取材というような堅苦しいものではなく、思い出話に花が咲いたというところかもしれません。

●管理人:開祖夫人で印象に残っていることはありますか?
★豊川  :奥様が足を捻挫されていたことがあり、どうなさったのかと伺うに、近くの駐車場で空き缶につまずいたということでした。それ以来公園などで空き缶が捨ててあるのを見ると、ついつい拾う癖がつきました。それほど奥様も影響力のある方だと思います。

●管理人:話はフィクションとノンフィクションが織り混ざっているのですね?
★豊川  :はい、全体の流れはノンフィクションですが、細部については折々にフィクションも混ざっています。たとえば恵美子が勤めた洋服屋で生地を買いに来たお客様、あれは実は自分がモデルなんですよ。私も既製服だとウェストとヒップの差があり過ぎてサイズが合わないんです・・・うふふ。
●管理人: ・・・・汗


●管理人:さ、最後に何か一言をお願いします。
★豊川  :取材中はずっと一人でした。夜の食事を一人で取るのが寂しくて、しょっちゅう夫や調布支部の渡辺先生に電話していました。それを察して下さったものか、最後の夜は奥様始め取材に協力して頂いた本部の方々が夕食のお誘いに来て下さいました。その優しさが嬉しくて、思わず泣けてしまいました。

●管理人:どうもありがとうございました




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